IE9ピン留め

自動車保険配布スキンパーツ1

エピローグ

 その木はまた今年も大仕事が終わっていたような気がした。
綺麗に花を咲かせ、人々に安らぎを与えた。

 また、その木は一つ学んだことがあった。
「自分の咲かせている花は色々な物事を変化させれる」
ということを。木は考えた。もっと花を咲かせて、もっと綺麗に花びらを舞わせようと。

 鳥が飛んできた。小さくて寿命も短いけど頑張って生きている。木は思った。自然は綺麗なんだ。生き物は、美しい。


ブログ一周年記念

# by sakurahima | 2007-03-25 11:55 | 小説

自動車保険配布スキンパーツ1

8
 辺りはしじまに包まれていた。

 二人は何も言わなかった。言葉はいらなかった。ただ、相手の存在をありがたく思った。紗枝は涙が乾いていた。慶太は動かなかった。ずっとじっとしていた。

 彼らは同時に「自分」が戻ってきた。一気に恥かしくなって慶太はベンチから立ち上がり、紗枝はベンチの慶太とは反対の方へずれた。最初に言葉を発したのは慶太の方だった。
「・・・ごめん。でも・・・俺・・・」
紗枝がさえぎった。(ダジャレできた!)
「謝るのはうちの方だよ・・・ごめんなさぃ・・・」
どぎまぎしながら慶太は言った。
「いや、俺な・・・うん。あの、ぇ?あ・・・なんだろう」
慶太は紗枝にそっと近づいて小声でささやいた。
「ずっと・・・俺に・・・?俺と・?俺の側に居て・・・」

 桜の木にはもう葉がついていたが、花びらはまだ空を舞っていた。

# by sakurahima | 2007-03-23 20:35 | 小説

自動車保険配布スキンパーツ1

7
 風は暖かく、のんびりとした昼下がり。

 慶太は恋愛経験が少なかった。他人の分を少し分けてもらっているぐらいだった。ただ、分かっているのは押しすぎてはいけないということだった。一旦気持ちを押し下げ、落ち着かせた。まだ自制が効く状態だったのにほっとしていた。

 だがその時紗枝も絶えがたい感情に襲われていた。恋が出来ない。それ以前に、勝手に裏切られた自分が情けない。だんだん思いつめていっている。自制が効かない。やばい・・・・。涙が・・・あふれてきた。人は辛い時に涙を流す。少しでも心を軽くするために溢れるものを流す。

 慶太はすすり泣く紗枝をどうしようか迷った。優しく介抱しなければいけないのか、それとも静かに側にいてあげるべきなのか。でも何もしないのは本能が許さなかった。

 彼は近くに散ってきた花びらをつかみ涙でぬれる紗枝の手にのせ、自分の手を紗枝の頭の上に優しく乗せた。木漏れ日が暖かくちらついている。

オオカミ

# by sakurahima | 2007-03-22 14:43 | 小説

自動車保険配布スキンパーツ1

6
 桜並木の地面には桜の花びらの絨毯ができていた。

 慶太は紗枝に話し掛けられててびっくりしていた。
「好きな人ってどうやったらできるの・・・?」
「・・・し、しらねぇよ・・・」
沈黙が流れる。少し冷たい風がひゅうと音をたてて吹いた。
「ん、ぁ、まぁ・・・がんばれ」
慶太はやばいと思った。自分の心の奥の何かが目覚めてきた気がした。ちょっと耳が熱い。
「・・・ありがとう」

 あくる日、紗枝は神社の前で慶太に会った。
「ぁ、慶太じゃん」
慶太はちょっとあいさつに手をあげただけだった。
「ちょっと寄ってく?」
そう言ったのは彼だった。二人は神社のベンチに座った。何も話す事がなく、辺りは静まり返っていた。慶太は変な衝動にのされていた。だが彼自信でそれを押さえつけていた。

 だがそれをせかすようにオス猫がメス猫にすり寄っていた。

ヌー

# by sakurahima | 2007-03-21 18:15 | 小説

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5
 暖かい風が吹く。枝が揺れ花びらが散ってゆく。

 「・・・あのさ」
紗枝がゆっくり慶太に言う。
「ん?なに。」
「なんか・・・さ、かっこいい人・・・いない?」
慶太は反応に困っている。彼のそうとうキレるその頭でも、どう理解して良いか分からなかった。
「・・・へ?」
少し恥かしそうに紗枝は慶太の方をちらっと見てうなずいた。
「ん~謙一とか?あ~・・・あと・・・」
慶太はクラスの男子2人と他のクラスの人を3人挙げた。そして紗枝の顔色をうかがったがイマイチのようだった。

 それから慶太は紗枝のことばかり考えていた。どうしたのかな。大丈夫かな。なんであんなこと聞いたのかな。紗枝は慶太が言ってあげた人を地味にチェックしているようだった。

 桜はだいぶ散っていた。もう葉も出てきていた。


# by sakurahima | 2007-03-20 20:52 | 小説

自動車保険配布スキンパーツ1

4
 その日、空は快晴で雲一つなかった。桜がだいぶ散ってきていた。

 紗枝と美香と慶太はけんちゃんの家でけんちゃんと遊んでいた。いろいろ他愛のない楽しい事をして遊んだ。紗枝は今まで知り合った男の誰よりも面白い人だと思った。だがどこか信じられなかった。

 「今日は楽しかったねーw」
だが紗枝はうつむいていた。散ってコンクリートにはびこっている花びらはなんともむなしいものだった。誰といても何をしても三浦のことが忘れられなかった。
「・・・三浦」
美香はそっとつぶやいた。
「新しい恋したら、もっと熱い恋したらきっと忘れられるよ。」
そう助言してみたが紗枝は今度は木を見上げ生き生きとした花を無表情で見上げていた。

 どことなく雲が現れ雨を降らしていく。はびこっている桜の花びらは流され、排水溝のところでたまって砂と混ざって汚くなってしまうだろう。


ナマケモノ

# by sakurahima | 2007-03-18 14:12 | 小説

自動車保険配布スキンパーツ1

3
 まだ空は曇ってはいるがだいぶ雲は薄れてきていた。もう桜は8分咲きぐらいまで咲いてきている。

 でも紗枝の桜の蕾は枯れてしまったようだ。彼女はそんなに恋多き乙女ではなかったが、恋をしないわけではなかった。でも三浦君の時のようにあんなに熱くなったことは今までなかった。すごく信じて、愛したのに、万引き現場を見てしまった。あんなに悪い事をしているとは思わなかった。

 紗枝は裏切られた感じがした。もう誰も愛せなくなってしまっとさえ思った。でも確かにそうだった。彼女は男に、男と分類される人間に興味を抱かなかった。

 「あのね、今度けんちゃん(謙一)と遊ぶ約束したんだけどさ、慶太(けいた)も来るって言っちゃってさ・・・紗枝・・・一緒に来てくれる?」
美香はそのけんちゃんという人が好きでずっと遊びたがっていた。だが男子2人で女子1人というのは心細い(?)だろう。
「うん、まぁ、いいよ。」
 
 美香の桜はもう半分開きかかっていた。神社の桜の木の花は満開であった。

ライオン

# by sakurahima | 2007-03-17 12:05 | 小説

自動車保険配布スキンパーツ1

2
 その日、空はどんよりとした雲が覆い、陽が射さなく、昼間なのに薄暗かった。

 最寄の文房具店へ紗枝は行った。すると三浦君がいた。紗枝は話し掛けようと思ったがとてもそんなことは出来ない。恥ずかしすぎた。でも三浦君が見える位置にずっといた。

 すると紗枝は見てしまった。三浦君が一本のシャープペンをとってさりげなくジャンバーのポケットへ入れるのを。万引きだ。それから三浦君は紗枝の方へ来て、
「ぉ、柏葉(かしわば 紗枝の苗字)じゃん。」
紗枝は反応にすごく困ったそしてもう頭が真っ白になってなんて言ったか憶えていない。だが、さらっとその場を流したはずだ。

 それから紗枝は顔が真っ赤になるのを感じた。店を飛び出して誰もいない静かなところへ行きたかった。紗枝は神社へ行ってベンチに座った。そして空高い雲の切れ間から月が見えるまで泣いた。

 なぜか、すぐ後ろの桜の木の花びらがはらはらと落ちてきた。

ゾウ

# by sakurahima | 2007-03-15 15:46 | 小説

自動車保険配布スキンパーツ1

1     
 もう桜の蕾が膨らんで来た。ある学校では普通の時間が流れていた。だが一人、ある体験をしている人がいた。

 なぜかドキドキしている。心臓がドクンドクン鳴る。なんでだろう。どうしてしまったんだろう。あの人に近づくたびに、近くなるたびにひどくなっていくこのドキドキは。

 そうなのかも知れない。あの人のことが好きなのかも知れない。気づいた時、もっとドキドキして、耳が熱くなった。そしてもうその人の方を向きたくても向けなくなった。

 「どしたの紗枝(さえ)?顔赤いよww」
友達の美香が聞く。静かにうなずいた。どうしようもうなんかあの人の・・・三浦君のこと考えてるとちょっと苦しくなって胸が締め付けられる。

 それからたびたび三浦君のことを考えると熱くなっちゃってそのたびに色々美香に質問されてしまった。でもどの質問にも答えずにただ首を横に振りつづけた。好きな人を一人にでも言うとすぐからかわれて大変な事になるから。誰にも言えないこの思い。どうしたらいいのだろうか。

 小さな桜の蕾が咲き始めていた。

チーター

# by sakurahima | 2007-03-14 20:40 | 小説

自動車保険配布スキンパーツ1

プロローグ

 木の下のベンチで女の子が泣いている。

 その木はいろいろな事を知っていた。それは街の小さな神社の境内にあって、そこにいる他の樹よりも太く大きかった。
 
 その神社ではいろいろなことがあった。正月は初詣で人が賑わい、花が散れば住職がそれを掃き、落ち葉が落ちればそれを集めて焚き火し、雪が降れば雪かきをした。

 また、毎日小さい子がそこで遊び、子を連れた親は立ち話をした。親はずっと立っていると足が痛くなるだろうと住職が木でベンチをつくった。ベンチができてからは、中学生や高校生のカップルなどもやってきた。

 だがそこで泣く者は少なかった。小さい子が転んだとか、喧嘩したときぐらいの時しかいなかった。木は思った。「どうして泣いてるの?」そして綺麗な花びらをばさばさ落としてあげた。

キツネ

# by sakurahima | 2007-03-13 18:23 | 小説

自動車保険配布スキンパーツ1なんだかんだ言って

疲れたし暇だな


そう来週の土曜日で

このブログ一周年だよ

一周年にはサプライズあると思うよ

驚くかは別だけどなw

んでまぁ小説も思いついたよ

# by sakurahima | 2007-03-11 14:46

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